教育
卒前教育のうち、特に5年生の選択臨床実習では学生は研修医と行動を伴にし、緊急手術への参加等、濃密な実習を行っています。
また、4週間の実習中に経験した症例を基にした日本胸部外科学会地方会などでの発表、論文作成(症例報告)を実習のゴールとしています。
卒後臨床研修ではスタッフ?レジデントが一丸となって入院患者を担当しています。2年間の初期研修では心臓血管外科のみではなく、
一般消化器外科?呼吸器外科?麻酔科?救急部などをローテーションし、幅広い能力を有した医師の養成に心掛けています。
初期臨床研修終了後は、外科専門医認定制度に則って専攻医として研修します。連動型研修プログラムで研修した場合、
卒後8年目での心臓血管外科専門医取得を目標にしています。
また、海外留学をふくめた院外での研修、修行を奨励しており、他施設で揉まれることで強い心臓血管外科医になることを期待しています。
臨床研究については学会発表や論文作成を積極的に指導しており、また基礎研究や海外留学も本人の希望があれば大いに勧めています。
2019年4月~2020年3月の間、楜澤医師がタイ国ランパーン病院へ臨床留学しました。
外科手技の習得のための定期的なdry labo、wet laboとともに、本学の先端医療技術開発センターにおいて、ブタを用いた手術シュミレーション、
および手術手技トレーニングを定期的に行っており、研修医、学生に好評です。