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臨床腫瘍科【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2024年4月1日現在)

診療科長 (准教授) 大澤 英之
医員 (教授) 山口 博紀
藤井 博文
(学内准教授) 宮戸 英世
(病院講師) 知念  崇

2.診療科の特徴

平成18年4月に臨床腫瘍部、同年6月から臨床腫瘍科として18 年目を迎えた。消化器外科?内科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科と密に連携しており、これらの科に関連したがん腫を中心に取り扱い、その他、原発不明癌や肉腫、希少がん等、各診療科よりがん薬物療法の依頼を受け、臓器横断的に薬物療法、集学的治療を行っている。

業務の主体は外来診療であり、外来治療センターにおいて、多種多様ながん薬物療法を看護師、薬剤師、公認臨床心理師、MSWなどのコメディカルの積極的な参加によるチーム医療にて実施している。また、がん患者に特有の精神状態に対応するため、精神腫瘍科外来にて腫瘍精神科医が診療にあたっている。入院では各臓器診療科が入院診療業務を担当し、当科は化学療法の部分を担当している。

使用する抗がん薬は殺細胞性抗がん薬、分子標的薬および免疫チェックポイント阻害薬である。切除不能進行再発癌の治療対象は、頭頸部癌?甲状腺癌?食道癌?胃癌?小腸癌?大腸癌?肛門管癌?膵臓癌?胆道癌?神経内分泌腫瘍?肉腫?原発不明癌?希少癌など多岐に渡る。集学的治療としては、耳鼻咽喉科?放射線治療部との協力による頭頸部癌、消化器外科?放射線治療部との協力による食道癌に対する化学放射線療法を主に行っている。周術期化学療法として、消化器外科と放射線治療部との協同による食道癌?胃癌?大腸癌?膵癌の治療、周術期放射線化学療法として、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科、放射線治療部との協同による頭頸部癌、口腔領域癌の治療を担当している。治療対象は術前?術後補助化学療法を除いて、治癒が見込めない進行がん症例がほとんどであるため全人的治療が治療開始時から必須であり、精神腫瘍医、がん専門看護師、がん治療認定薬剤師、公認臨床心理師、MSW等の専門多職種によるチーム医療により対応している。

Advance Care Planningも常に念頭において治療を進めており、緩和ケア主体の時期へ移行した場合は当院緩和ケア科やご自宅近くの病院、あるいは在宅診療所?訪問看護ステーションにて継続的な緩和治療がスムーズに可能となるよう、患者サポートセンター?看護支援室と密に連携して対応している。

臨床研究としては、消化器外科、消化器内科、耳鼻咽喉科、口腔外科、放射線治療部と連携し多数の多施設共同試験に参加している。治験に関しても、消化器外科?内科、耳鼻咽喉科、口腔外科と連携して新薬の開発試験に参加している。

また、2019年6月に保険診療となった、包括的がんゲノムプロファイリング検査(遺伝子パネル検査)実施における院内対応の中心的役割を果たしている。院外からの検査依頼にも対応できるように体制を整え、依頼件数も増加しつつある。この他にも病理診断部に協力を仰ぎ、日常臨床において日々進化するプレシジョン?メディシンへ対応することができるよう常に体制を整備している。

教育面では、文部科学省がんプロフェッショナル養成プランの運営経験を生かし、医師?歯科医師?看護師?薬剤師のみならず、公認心理師?MSW 等のがん診療に関与する全職種に対する教育を継続的に行っている。また、大学講義、クルズスなども担当し、学生実習については当科での実習を希望したフリーコースステューデントドクターを受け入れている。がん患者の絶対数が増加し、また化学療法により生命予後が改善する中で、化学療法を必要とする患者数は増加の一途をたどっている。また、臨床研究の進歩に伴い、月の単位で化学療法の標準レジメンが変更されている。これら質?量ともに多様に変化するがん薬物法に柔軟に対応すべく、がん診療連携拠点病院の中心的な部署として活動している。

認定施設

  • 日本臨床腫瘍学会認定施設

認定医?専門医

がん薬物療法 指導医?専門医 大澤 英之
がん薬物療法 専門医 山口 博紀
知念  崇
がん治療認定医 山口 博紀
外科 指導医?専門医 山口 博紀
外科 専門医 宮戸 英世
外科 認定登録医 大澤 英之
消化器外科 指導医?専門医 山口 博紀
消化器外科 専門医 宮戸 英世
消化器がん外科治療認定医 山口 博紀
消化器病 指導医?専門医 山口 博紀
乳腺専門医 大澤 英之
乳腺認定医 山口 博紀
総合内科専門医 知念  崇

3.診療実績

1)新来患者数?再来患者数?紹介割合

新来患者数 再来患者数 紹介割合
17人 11,365人 50.0%

2)入院患者

3)手術症例

4)治療成績 解析に至らず

5)合併症例

6)死亡症例?死因?剖検数

死亡症例数  
死因 現病死
部検  

7)主な化学療法、治験実施件数

AFINITOR 10名
Binimetinib 3名
Capecitabine 14名
CBDCA / PTX 1名
CBDCA / VP-16 1名
CDDP / 5FU 1名
CDDP / 5FU / Nivolumab 4名
CDDP / 5FU / Pembrolizumab 1名
CDDP / DOC / 5FU 8名
CDDP / GEM 15名
CDDP 3名
CET 11名
CET / PTX 11名
CPT 13名
CPT / PANI 6名
CVD 1名
DOC 5名
DXR 7名
Encorafenib 5名
Eriburin 8名
FOLFIRI 7名
FOLFIRI / BEVA 9名
FOLFIRI / PANI 13名
FOLFIRI / RAM 9名
FOLFIRINOX 1名
FOLFOX 12名
FOLFOX / BEVA 23名
FOLFOX / PANI 25名
GEM 42名
GEM / CDDP / S-1 2名
GEM / S-1 12名
G-SOX 22名
G-SOX / Trastuzumab 3名
Imatinib 14名
IRIS 2名
IRIS / BEVA 22名
IRI / RAM 1名
Lanreotide 12名
Larotrectinib 1名
Lenvatinib 12名
mFOLFIRINOX 20名
nabPTX 6名
nabPTX / GEM 89名
nabPTX / RAM 10名
Nivolumab 80名
Nivo / Ipi 2名
Nivo / SOX 26名
Nivo / CapeOX 3名
Octreotide 5名
Onibyde-5FU 26名
PANI 10名
Pazopanib 5名
Pembrolizumab 25名
PTX 18名
RAM 9名
RAM / PTX 4名
Regorafenib 22名
sLV5FU2 2名
sLV5FU2 / BEVA 8名
S-1 78名
SOX / BEVA?CapeOX/BEVA 40名
SOX / IP PTX 34名
SOX / CapeOX 61名
Sunitinib 2名
TAS102 22名
TAS102 / BEVA 14名
Trastuzumab 9名
XELIRI / BEVA 3名

8)カンファランス

(1)診療科内

朝夕回診時 夕カンファレンス時

(2)他科?他部署との合同

毎朝 消化器外科術前カンファレンス
毎夕 外来治療センター多職種カンファレンス

9)キャンサーボード

月1回 第三月曜日 17:00-

【外来治療センター多職種カンファレンス】1年間 242回

1月 2月 3月 4月 5月 6月
20回 18回 22回 20回 19回 22回
7月 8月 9月 10月 11月 12月
20回 22回 20回 20回 20回 22回

4.2024年の目標?事業計画等

  1. 治療症例数増加への対応
  2. 増加する包括的がんゲノムプロファイリング検査への対応

5.過去実績